上本町の家

  • 注文住宅・新築戸建
上本町の家

大阪の都市部で、間口が狭く奥に長い敷地に建つ住宅。
将来は現在以上に、周囲に高層の建物が増えることが予想される。

建築主は共働きのご夫婦で、家で仕事をすることも多いとのこと。
仕事をしているときは、家族との距離はとりつつも、繋がりがある状況にはしておきたいという希望であった。
部屋を仕切るか?一体にしてつなぐか?その間はないか?そういった検討を幾つかしていった中で、空間の機能や採光のグラデーションを実現することが、この住まいの理想の距離感を実現できそうだと考えた。

2階の共有スペースは、リビング、キッチン、ダイニング、ワークスペース、和室を壁で区切りつつ、壁の中央に中から外まで、見通しの利く開口部を設けた。
そうすることで、お互いの気配や向こうにある広がりを感じながら、閉じつつも繋がる空間構成となっている。家族それぞれが過ごす場所と関係性の組み合わせで、同じ空間でも使い方が変化するので、一旦設計としては使い方を想定しているが、都度居心地の良い空間を探しながら、過ごしてもらえればと考えている。

1階は生活時間がずれることも多いとのことで、個室エリアのみとしている。
各々サンルームに面した部屋として、プライバシーを守りつつ、通気や採光を確保している。

作者
藤原・室 建築設計事務所
概要

竣工年 :2020
用途  :住宅
敷地面積:112.02㎡ (33.9坪)
建築面積:62.11㎡ (18.8坪)
延床面積:117.82㎡ (25.6坪)
階数  :2
構造 :木造
建築費用