伴工務店

工務店・建築会社/神奈川県逗子市

伴工務店

レストア=「復元」「再生」大工の技術で家本来の美しさを

木や土などの素材が生み出す質感。目や肌、五感のすべてに触れる手触り。動きやすさ。心を落ち着けさせてくれる間取り。光と風の匂い。日本の家にはそんな穏やかな心地よさがあります。柱や窓が生み出すリズム、細やかな意匠と遊び心。日本建築はまるでもうひとつの自然を感じさせる空間です。それは長い年月をかけ、大工や左官、建具などの様々な職人の手業が結晶した形状の黄金比のようなものです。日本人の心にすっと溶け込む、極上の空間。肩の力が抜けた、住む人を元気にしてくれる空間です。

「粋(いき)」という言葉、外国の方にはわかりにくくても、日本人なら教わらなくてもなんとなくそんな言葉を使いたい景観やデザインを感じます。これをどう説明すればよいでしょうか。例えば「数寄屋」と呼ばれる家づくりは、細く軽く造るのが粋です。なぜでしょう。おそらく手業の粋(すい)を極めることが極限まで細く、軽くすることに繋がるからです。また、曲がった木をそのまま使うことがあります。大工は家に使われる木材ひとつひとつを見、触れながら、どの場所にどの木材を配置するか、どの面を見せるか、適材適所に細心の注意を払います。それが家全体の空間に言葉では表せない違いを生み出すからです。その素材本来の質と味わいを生かすことが、職人の技術であり、建築に限らず、日本の文化の土台をなすセンスであると言えます。千年の時をかけて磨かれた空間の美学。日本建築、大工の作る家は、古い、特別なものではなく、現代まで継承されてきた先端の建築哲学です。

現代の暮らしはどこか息苦しく感じられます。家づくりにも性能や設備ばかりが重視されます。設備性能を優先し、コストを下げるために、天井は張らずに梁がむき出しになり、光熱費のかかる家が出来上がります。機密性が高いために換気扇を家中につけ、電気で動かす。重い鎧を身につけたような家。けれども本当の性能とは、そこにいて心地よいと感じる空間なのではないでしょうか。

住む人の心が解放される、自由になれる家でありたい。
「数寄屋づくり」は「書院造り」や「寝殿造り」のような決まった形式から解放された建築様式、共通した様式のない建築と言われます。「数寄屋」の「すき」はまさに「自由」であることを意味した言葉なのです。

伴工務店の基本データ

代表者
伴 幹也
所在地
〒249-0008
神奈川県逗子市小坪4−15−3
電話番号
0467-23-6618
公式サイト
http://gansevoort414.wix.com/ban-hp-style2
事業内容
住宅建築(新築、リフォーム、リノベーション)
実績
住宅建築に携わって27年です。
対応工法・構法
木造軸組工法(在来工法、数寄屋建築、伝統工法)
対応エリア
神奈川県及び近郊

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