株式会社みさき建築研究所

高性能な住宅でも、無理のないコストで実現するお手伝いをします。

住宅を主に設計監理している設計事務所を運営しています。設計監理の特徴としては次の3つとなります。

1. コストの合理化
一般的な工務店に一括発注の他、分離発注方式により徹底的なコストダウンによる建設を行ってきました。約20項目に分類した工事を専門工事業者に発注し、建材もインターネット活用と専門工事業者との直取引により概ね15％のコストダウンとなります。建設関係者の人手不足がさらに進むと考えられますが、設計者が生産の場に積極的に関与出来る方法と考えています。

2. 住まいのエネルギーを合理化
省エネルギーを目的に合理的な断熱方法と冷暖房の工夫を提案します。部屋ごとの温度差が少なくなれば、ヒートショックなどの事故を未然に防いで快適な生活をおくることができるのです。また太陽熱を利用したパッシブソーラーシステムも省エネルギーに貢献しています。
家の中に1台のエアコンで夏と冬それぞれの季節をまかなえるように、断熱方法と空気の流れをデザインしています。また分離発注によるコストダウンで高断熱仕様も採用しやすくなっています。

3. 安全性と生活スタイルを合理化
大地震に耐える構造は、間取りに左右されず費用も合理的につくりあげたいものです。すべての住宅に構造計算を採用し、それを基に制震装置を追加するなどの検討を行っています。それによって生活スタイルの変化に対応できる間取りと空間を提案しています。この場合もコストダウンの手法が生かされています。