セカンドリビングのある暮らしでもっと充実した家時間を考える、使い方や変化に対応する間取りの在り方として柔軟なリビングスペースをデザインする事で家時間の充実度も。

やまぐち建築設計室

著者:やまぐち建築設計室(建築家・設計事務所/奈良県)
2023-11-23更新
セカンドリビングのある暮らしでもっと充実した家時間を考える、使い方や変化に対応する間取りの在り方として柔軟なリビングスペースをデザインする事で家時間の充実度も。
セカンドリビングのある暮らしで

もっと充実した家時間を考える。

※平屋の住まいで廊下を挟んでメインLDK+セカンドDK+セカンドLDを設けた間取り提案事例



セカンドリビングを

間取りの計画に

取り入れた暮らしのカタチ。



ふたつめのリビングがある住まいでは、

どのような暮らしが叶うのか。



セカンドリビングを導入する事で

変化する暮らしの時間、

部屋の利用シーンを

イメージしてみませんか?。



住宅の間取りといえば、

3LDKや4LDKなど、

ひとつのリビングとダイニングキッチン、

あとは複数の個室という

構造になっているものが

多いと思います。



間取りの工夫次第ですが、

ふたつめのリビングとなる

セカンドリビングという考え方を

取り入れる事で

間取りの拡張性も暮らしも随分変わります。



それぞれの暮らしの可能性にあわせて、

完全に仕切られた

異なる空間として考えても良いですし、

LDKの一部を区切って

活用するコーナー的な

セカンド空間でも良いと思います。



セカンドリビングの使い方として、

まずは2階建て以上の

戸建てにおける「各階での家族のくつろぎ空間」の

役割で考えることも出来ます。



二世帯住宅でも同様で、

メインのリビングの使う時間や

使い方にあわせて過ごし、

セカンドリビングではまた異なる

使い勝手や時間帯で使う。



また、バルコニーやテラスに

セカンドリビングを設ければ、

アウトドアリビングも兼ねた空間として

活用することもできます。



セカンドリビングの利用シーンと

使い方アイデアにも色々あって、

誰かの趣味の部屋から、

ひとりになりたい時に

のんびり過ごせる空間、

子どもの遊び場にホームシアターまで、

活用方法は

多用途のフリールームのような部屋のイメージが

良いのかもしれません。



アウトドアを活用した

セカンドリビングを計画するなら

バルコニーやベランダを

広いホールと連動して活用する事も一つの方法。



建物を建てる土地の条件によっては

開放的な風景を眺めながら

過ごすことも出来ます。



屋外のセカンドリビングと聞くと、

雨や風の日に使いにくそうと

感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

屋根付きルーフバルコニーの計画や

間取りの工夫でインナーテラスのような

囲まれた、外だけど中のような空間に

デザインする事で

天候や気候にも左右されにくく

年中利用する事も可能になります。



セカンドリビングが

特別な時間を過ごせる空間になれば、

家で日常とは異なる過ごし方で

家時間を楽しむ事も・・・・・。



考え方次第で

セカンドリビングが

生活を充実させるための

カギを握っているのかも知れません。



セカンドリビングは、

その形状にも決まったルールはありません。



室内でも屋外でも、

空間の雰囲気も、

広さも、その使い方すら自由です。



家族団らんの時間を過ごしたり、

趣味時間を満喫したり、

来客時の応接として活用したり、

様々シーンで家族全員でもひとりでも、

来客のためにも使えるセカンドリビング。



フレキシブルな空間活用を

愉しんで暮らしてみませんか?

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■やまぐち建築設計室■
  建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
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