設計とデザインのチカラで
暮らしの空間を上質に整えてみませんか?
住まいの空間づくりの際に
意識をしておくと
効果的なのが、
床の高低差に関することです。
段差がある事は
悪い事ばかりでは無くて
価値観や暮らし方によっては
その段差は良い方向で
暮らしのメリットに
感じられることもあります。
例えばですが、
地下室を設けたり、
ロフトを設けるなど、
住まいの空間の中に
高低差の広がりが出せると、
見た目の印象が変化して、
単調では無くて
幅広い使い方ができるため、
とても便利な空間に活用ができたりします。
そんな中で、
スキップフロアを設ける
空間の使い方・・・・・。
スキップフロアは、
通常の床の部分よりも
少し高い位置にありますから、
上がることで目線の位置が上がって、
部屋への視線が斜めとなり
対角への距離感が変化するので
広く感じることが多くなります。
また、子どもは視線が
大人の目線と同じになり
大人になった気分が味わえて
楽しいものだったりします・・・・・。
なお、スキップフロアに上がることで、
天井までの高さは近くなりますが、
ロフトに上がった時に
よく感じるような窮屈な感じはありません。
また、スキップフロアには、
部屋の見え方が変わる以外にも、
面白い空間の使い方ができるのが
魅力だったりします・・・・・。
例えば、
スキップフロアの下の部分を
たっぷりの収納スペースとして
活用することもできますし、
上がる時に使う階段の横に
テーブルを備え付けて、
ちょっとした小部屋のような感覚で
使うこともできて
空間の使い方に
拡張性が生まれて「住み方」を楽しむ事も出来ます。
ただし段差がある分、
ケガをする事も考えられるので、
その周辺を移動する際には
十分注意しておきたい
ところですが・・・・・。
暮らしの環境と過ごし方を
拡張性と共に
デザインの質を上げてみませんか?
そういった範囲の視野も
住み方には大切な考え方ですよ。
住み方のデザインは
人生を変えますよね、
劇的に・・・・・。
良い意味で暮らしに影響がある
そんな場所にデザインして
設計で整えるように・・・・・。
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建築家 山口哲央
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