収納を整えると、
なぜか暮らしまで整い始める理由
片付けたはずなのに、
なぜか落ち着かない・・・。
そんな感覚を
覚えたことはありませんか。
散らかった部屋と、
整えられた部屋。
同じ家なのに、
立った瞬間の気持ちがまるで違う。
それは、
気分の問題だけではありません。
住まいは、
私たちが毎日いちばん長く身を置く「環境」です。
その環境が整っているかどうかは、
思考や感情、
行動にまで静かに影響していきます。
片付いていない部屋は、
心の余裕を少しずつ奪っていく
部屋が片付いていないという状態は、
「自分がいる空間」を
十分に扱いきれていない状態とも言えます。
すると不思議なことに、
・考えがまとまらない
・仕事に集中できない
・家族に対して余裕がなくなる
そんな小さなズレが、
日常に積み重なっていきます。
やまぐち建築設計室では、
収納や片付けを、
単なる家事や整理整頓とは
考えていません。
暮らし方そのものを
整える行為だと考えています。
収納は「使いやすさ」だけで
決めない。
一般的には、
「よく使うものは手前に」
「使わないものは奥に」
と言われます。
もちろん合理的ですし、
便利です。
でも、ときには
よく使うものを、
あえて奥にしまう
という考え方もあります。
取り出すたびに、
手前にある「使われていないモノ」が
目に入る。
その小さな違和感が、
これは今の自分に
本当に必要だろうか?
という問いを生みます。
収納は、
モノをしまうためだけの場所ではなく、
暮らしを見直す「きっかけ」
にもなるのです。
動線と収納が整うと、
探し物が減る。
実は、人は1年のうち
約19日間を「探し物」に
使っているとも言われています。
鍵、財布、書類、スマートフォン…。
一つひとつは数分でも、
積み重なると
大きな時間になります。
建築の視点で見ると、
その多くは
収納計画と動線が
合っていないことが原因です。
・使う場所の近くに収納がない
・一時置きの場所が決まっていない
・家族それぞれの動きが整理されていない
これらは、
間取りや収納計画で改善できます。
探し物が減ると、
時間だけでなく、
心にも余白が生まれます。
収納と掃除は「空気」を整えること
私たちが毎日もっとも
多く取り込んでいるもの。
それは食べ物でも
水でもなく、「空気」です。
収納が乱れ、
掃除が行き届いていない部屋では、
ホコリや湿気が
空気中に溜まりやすくなります。
特にカーテン。
外と内を隔てる場所にありながら、
意外と洗われていない
もののひとつです。
洗ったあと、
部屋の空気が少し軽く感じられる。
それは、
空間の質が変わった証拠です。
1日10分から、
暮らしは変えられる
「忙しくて片付ける時間がない」
そう感じている方にこそ、
おすすめしたいのが
1日10分 という習慣です。
10分でも、毎日続けると、
住まいは確実に変わっていきます。
そしてその時間は、
自分自身と向き合う
時間にもなります。
このモノは、
今の暮らしに合っているだろうか?
この空間は、
自分らしいだろうか?
住まいを整えることは、
生き方を見直すことと、
どこかでつながっています。
収納を整えることは、
これからの暮らしを整えること
収納の見直しは、
モノを減らすためだけの
作業ではありません。
これまでの時間を大切にしながら、
これからの暮らしに
ふさわしいものを選び取る行為です。
その積み重ねが、
住まいの佇まいとなり、
空気となり、
日々の暮らしの質として
現れていきます。
やまぐち建築設計室では、
間取り・動線・収納を
暮らしと人生を整えるための
設計として考えています。
このブログが、
皆さんの
住まいと暮らしを見直す
小さなきっかけになれば幸いです。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
建築家 山口哲央
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