著者:やまぐち建築設計室(建築家・設計事務所/奈良県)
2026-01-08更新
- 和モダン,和モダンの家
- ホテルライク
- 新築,奈良県,設計事務所,設計士,高級住宅,豪邸,LDK
住まいは人生の基盤になる
建築家が考える
「暮らしの幸せ」とは?。
家づくりのご相談で、
よくいただく言葉があります。
奈良県で建築家が設計した和モダン×ホテルライクなLDK空間。 ダイニング・キッチン・リビングを一体的に計画し、間接照明と落ち着いた素材感で、暮らしの質と静けさを整えた上質な注文住宅の内観。
※暮らしの動線と居心地を丁寧に整えた、
和モダン×ホテルライクなLDK。
日常の緊張をほどき、
人生の基盤となる時間を支える
空間設計提案です。
「失敗しない間取りはありますか?」
「正解のデザインを選びたいんです」
慎重になるのは当然です。
住まいは、
人生の大きな意思決定の
ひとつですから。
ただ、設計の現場に立ち続けてきて、
家造りについて
ある結論に辿り着きました。
住まいは、
単なる「建物」ではありません。
人生の背景でも、
見せるための舞台でもなく、
日々の感情と行動を支える
基盤であるということ。
新築でも、リフォームでも。
暮らしの質を本当に左右するのは、
設備や流行よりも、
もっと静かな部分にあります。
住まいが整うと人生の呼吸が整う
住まいは毎日、
無意識に私たちへ
影響を与えています。
朝、どんな光で目を覚ますか。
帰宅した瞬間、
どんな空気に包まれるか。
家族と近すぎず
遠すぎない距離で過ごせるか。
一人になりたいとき、
ちゃんと「静けさ」へ退避できるか。
こうした要素は、
スペック表には書けません。
けれど、
暮らしの満足度を決定づけるのは、
往々にしてこうした
見えない質の部分です。
そしてこの見えない質は、
偶然ではなく、
設計で整えることができます。
「幸せな暮らし」は、
派手さではなく
摩擦の少なさで決まるという事。
人生に質を求める方ほど、
良いものを知っています。
だからこそ、
住まいに求めるのは「豪華さ」よりも、
むしろ品の良さと、
日常の摩擦の少なさに
なっていきます。
・朝の支度が、
なぜか慌ただしくならない
・家事が「頑張らなくても」回っていく
・散らかりにくく整え直しやすい
・家族が自然に集まり自然に離れられる
・家に帰ると、呼吸が深くなる
この感覚は、
建築の意匠だけでは生まれません。
動線、収納、光、陰影、
視線の抜け、音の反響、
素材の触感。
それらが一体となって、
暮らしの余白をつくります。
建築家が最初に設計するのは
「図面」ではありません・・・・・。
最初に描くのは
間取り図ではなくて、
まず確認するのは、
住まい手の中にある
言葉になっていない願いです。
どんな時間を、
これから増やしたいのか。
家族との関係を、
どんな距離感にしたいのか。
忙しい日々の中で、
どこに静けさを置きたいのか。
年齢を重ねたとき、
どんな生活のスタイルが
心地いいのか。
住まいは、
今だけでなく、
これからの将来を
人生を受け止める器になります。
だからこそ、
流行や正解を当てはめる前に、
その人の暮らしの輪郭を
整える必要があるのです。
間取りは「人生の使い方」を映す鏡
間取りは部屋の
配置ではありません。
日常の時間の使い方そのものです。
どこで一日を始め、
どこでひと息つき、
どこで家族と交わり、
どこで心を休めるのか。
この設計が曖昧なままだと、
暮らしの中に
小さな摩擦が増えていきます。
摩擦はやがて、
疲れになります。
疲れは、
心の余白を奪います。
逆に言えば、
住まいの摩擦を減らすほど、
人生の余白は増えていきます。
新築でもリフォームでも、
整えるべきは「生活の核」
奈良県で家づくりやリフォームを
ご検討の方からは、
こんな相談が増えています。
・仕事と子育てで忙しく、
家の中が回らない
・住まいは整えたいが、
何から手をつけるべきか分からない
・今住んでいる家はデザインは良いのに、
なぜか落ち着かない
高性能・高断熱にしても、
満たされない「違和感」が残るということ
この違和感の多くは、
意外にも「間取りの成否」より、
暮らしの核が
曖昧なことから生まれます。
暮らしの核とは、
この家で、
どんな日常を育てたいか?
という中心軸です。
それが整えば、
選ぶべき素材も、
必要な収納量も、
窓の位置も、
必要である内容が決まっていきます。
やまぐち建築設計室が
大切にしていること・・・・・。
やまぐち建築設計室は、
住まいを「作品」として
つくりません。
住まい手さんにとっての
暮らしを整えるための
「静かな設計」を積み重ねています。
・余白が生まれる動線計画
・片付けやすさより、
散らかりにくさを設計する収納
・光だけでなく、
陰影まで含めた居心地
・家族がつながり、
同時にひとりにもなれる距離感
・時が経つほど、
品が増す素材と納まり
質が良い暮らしを求める方には、
共通点があります。
それは「足し算」ではなく、
丁寧な引き算ができていること。
そして、
日常の品格が整っていることです。
■よくあるご質問について
Q・家づくりで「後悔」が
起きやすいポイントは何ですか?
A・ 間取りや設備の選定より前に、
「どんな暮らしをしたいか」の
言語化が不十分なまま進むことです。
暮らしの核が曖昧だと、
選択が増えるほど迷いが増え、
最終的に違和感が残りやすくなります。
Q・富裕層の住まいで満足度を
左右する要素は何ですか?
A・大きさや設備より、
日々の摩擦の少なさです。
動線、収納、視線の抜け、陰影、
素材感、音環境など、
静かな要素の総合点が
満足度を決めます。
Q・リフォームでも
「暮らしの幸せ」は整えられますか?
A. 可能です。
全体を作り替えなくても、
生活の核に合わせて「摩擦の原因」を
一つずつ減らす設計を行うことで、
暮らしの質は大きく変わります。
Q・奈良で設計相談する
メリットはありますか?
A. 土地の条件、周辺環境、
光の入り方、近隣との距離感など、
地域特性を読み解いた上での
提案が可能です。
住まいは土地と切り離せないため、
現地性を踏まえた設計は
満足度に直結します。
住まいを考えることは、
人生を考えること
もし今、
なんとなく今の暮らしが
しっくりこない・・・・・。
このままでいいのだろうか?
そんな気持ちがあるなら、
それは、
住まいから暮らしを整え直す
合図かもしれません。
住まいは背景ではありません。
人生を支えるための、
確かな基盤です。
ご相談について
新築・建て替え・リフォーム
リノベーション。
どの選択が正しいかは、
暮らしの核によって変わります。
やまぐち建築設計室では、
プランや図面の前に、
「暮らしの言語化」と
「違和感の正体の整理」からご一緒します。
今回のblogの内容が
家づくりや住まいの
見直しを考えている方にとって、
何かひとつのヒントになれば
幸いです。
○関連blog
家づくりは、「色眼鏡」を外すことから。 和モダンの設計思想で考える、間取りと環境が心を整える住まい
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail693.html
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