建築家が考える、仕事の質を高めるオフィス設計とは?

やまぐち建築設計室

著者:やまぐち建築設計室(建築家・設計事務所/奈良県)
2026-01-23更新
建築家が考える、仕事の質を高めるオフィス設計とは?
オフィスの快適さは、

社員の集中力や判断の質、

そして企業の印象にまで影響します。



やまぐち建築設計室では、

家具やレイアウトを「見た目」ではなく、

仕事の質を整える

環境設計として捉えています。



オフィスの家具と仕事環境を整える

― 心地よさが、仕事の質を引き上げるということ ―



オフィスは、

単に「仕事をする場所」ではありません。



日々の判断や思考、

社員同士の会話、

そして会社としての姿勢や価値観までもが、

静かににじみ出る場所だと感じています。



心地よさは、偶然つくられるものではない



オフィスの快適さは、

目に見えない形で

仕事のパフォーマンスに影響します。



・なぜか集中できる

・無駄な疲れを感じにくい

・自然と会話が生まれる

・ここで働くことに、少し誇りを感じる



こうした感覚は、

偶然生まれるものではありません。



家具の高さ、

椅子の座り心地、

通路の幅、

視線の抜け、

照明の位置や光の質。



そうした一つひとつの積み重ねが、

「仕事がはかどる空気感」を

つくっていきます。



オフィスのインテリアは、

業務効率を高めるための装置であると同時に、

会社の姿勢を表すメッセージでもあるのです。



やまぐち建築設計室が考える、オフィス設計の捉え方



私たちやまぐち建築設計室では、

オフィス設計を



「働く人の時間と意識を整える環境づくり」



と捉えています。



家具の選び方やレイアウトは、

単なる見た目や流行の話ではありません。



社員の集中力やモチベーション、

さらには企業の信頼感やブランドイメージにまで、

確実に影響を与えます。



仕事の邪魔をしない家具であること



まず大切なのは、

家具が「主張しすぎない」こと。



どれだけデザイン性が高くても、

使いづらい家具は

日々の業務のストレスになります。



・長時間座っても疲れにくい椅子

・身体寸法に合ったデスクの高さ

・必要なものが自然に収まる収納



こうした“当たり前”を

丁寧に満たす家具こそが、

仕事の質を底上げしてくれます。



とくに、

経営層や役員室、執務室では、

「見た目の格」よりも

判断の質を支える快適性を

優先すべきだと考えています。



動線と余白が、集中力をつくる



オフィスが雑然としていると、

人の意識も散らかります。



やまぐち建築設計室では、

**「動線」と「余白」**を非常に重視します。



・人が交差しにくい通路計画

・視線が抜けるレイアウト

・圧迫感を感じさせない家具寸法



これらは、

社員の無意識の疲労を減らし、

集中力を保つための大切な要素です。



余白のある空間は、

単に広く見えるだけでなく、

思考にも余裕をもたらしてくれます。



働き方に合わせて、空間を分けるという考え方



すべての仕事が、

同じ空間で快適に行えるわけではありません。



・集中したい仕事

・打ち合わせや議論

・オンライン会議

・短い休憩



それぞれに適した場所を用意することで、

仕事の切り替えが、自然になります。



近年は、

防音性を考慮したWeb会議スペースや、

気軽に使えるラウンジスペースを

組み合わせたオフィスも増えてきました。



「働き方を押し付けない空間設計」

これからのオフィスに

求められている姿だと感じています。



家具とレイアウトが生む、空間の質



木目や自然素材を取り入れたオフィスは、

人の緊張をやわらかくほぐします。



自然光が入る配置と組み合わせることで、

長時間の業務でも

目や心が疲れにくくなります。



住宅設計と同じように、

素材の「温度感」は、

働く人の心理に大きく影響するのです。



会議室は「判断の質」を高める場所



会議室は、

単なる打ち合わせスペースではありません。



意思決定や議論の場だからこそ、

落ち着きと集中力を高める配色が有効です。



ネイビーやグレートーンを基調に、

木のテーブルを合わせることで、

知的で信頼感のある空間になります。



経営判断を行う場ほど、

空間の影響を軽視してはいけません。



小さなオフィスこそ、透明感を



小規模オフィスでは、

仕切り方ひとつで

空間の印象が大きく変わります。



透明なパーティションを使うことで、

視線の抜けを確保しながら

機能的なゾーニングが可能になります。



一つの席が、

作業にも打ち合わせにも使える

「一席二役」の考え方は、

限られた面積を有効に活かす設計手法です。



オフィス設計は、企業ブランディングでもある



来客がオフィスを訪れたとき、

人はその空間から

多くの情報を無意識に受け取っています。



・整理されているか

・落ち着きがあるか

・信頼できそうか



オフィスのインテリアは、

名刺よりも雄弁に

会社の姿勢を語ります。



採用活動においても、

「ここで働きたい」と感じてもらえるかどうかは、

空間の印象に大きく左右されます。



心地よさは、戦略になる



オフィスの家具やレイアウトは、

単なる設備投資ではありません。



社員の働きやすさ、

仕事の質、

企業の信頼感を、

静かに、しかし確実に高める

経営戦略の一部です。



やまぐち建築設計室では、

住宅設計で培ってきた

「暮らしを整える視点」を、

オフィス設計にも活かしています。



・移転やリニューアルを検討している

・今のオフィスに、なんとなく違和感がある

・働く環境から、会社の価値を高めたい



そんな想いをお持ちの方は、

一度、

空間から仕事を

見つめ直してみてはいかがでしょうか。



オフィスは、

会社の未来を支える

大切な環境ですから。



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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

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