コンセントで後悔しないために。
住まいの快適さは
思わぬことで損なわれます。
例えばコンセント。
欲しい所に
欲しい数がないということは
結構ありますよね。
コンセントが家具の裏に隠れてしまう、
コンセントにカーテンが掛かってしまう、
コーナーにコンセントがないため
スタンドライトや空気清浄機を置けない、
階段にコンセントを設けなかったので
非常灯や足元灯が付けられない、
高い位置にもコンセントを
つけておけばよかった等です。
コンセントの数が
足りないときは「たこ足配線」などで補いますが、
この方法は「安全」を
損なうことにもなりかねません。
コンセントには「定格電流」といって、
1つのところで
同時に使用できる
電流の容量(アンペア)が決まっています。
通常、
1つのコンセントの
定格電流は15Aです。
その容量を超えると発熱して、
最悪の場合は火災になります。
100Vのコンセントから
延長コードを使って
複数の家電製品を
たこ足配線した場合、
500Wのこたつと
1300Wのホットプレートを
同時に使うと18Aに、
1000Wの電子レンジと
1200Wの電気ケトルならば
22Aになってしまいます。
たこ足配線は、
こうした容量オーバーの状態を
作りやすくするので
注意が必要です。
ですから、
できればたこ足配線不要の
「快適・安全」な住まいに
したいものです。
暮らし方は人それぞれ異なります。
そのため一般的な
コンセントの位置や数をベースに、
間取りプラン作成時や
現場打ち合わせ時などに
「コンセント」についても
十分な打ち合わせを
行うことが大切です。
必要なモノゴトも含めて
間取り検討の際の
打ち合わせは丁寧に。
------------------------------------------------
新築、建替え、リフォーム
設計・建築相談
暮らしのインテリア
間取りの相談等
https://www.y-kenchiku.jp/
オフィシャルホームページ
Contact お問合わせ
メール送信フォームからお気軽にご連絡ください。
やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央
------------------------------------------------