伝統構法ってどんな構法ですか?こちらのサイトで事例をいろいろ見ていたら伝統構法が気になりました。木造で日本古来の・・・というイメージはあります。
伝統構法(伝統工法)に明確な定義はありませんが、一般的には、まなさんのイメージ通り、日本で受け継がれてきた工法で、木材の柱と梁で住宅を支える工法であるといえます。
在来工法(木造軸組工法)とかなり近い工法といえますが、在来工法が筋違いや接合金物を使用することが多いことに対して、伝統構法では太い柱、太い梁を使用することで、柱と梁だけで建物を支え、金物を使用しません。
構造的には在来工法の方が耐震性、自由度に優れていると思いますが、伝統構法は技術的に難易度が高く、伝統構法で建てられる工務店は技術レベルが高いと思われます。和風建築が好きな方であれば、意匠的にも素晴らしい外観、内装の住宅になると思いますので、じっくりご検討ください。