築22年の木造住宅に住んでいます。オール電化住宅へのリフォームを考えています。オール電化とガス併用では客観的にどちらが良いでしょうか。また、オール電化にリフォームするには費用はどの程度かかりますか。
オール電化、電気ガス併用、どちらにもメリット、デメリットがあるので、一概にどちらが良い、ということは出来ません。オール電化を推奨するグループ(電力会社やリフォーム会社など)は「光熱費が下がる」「安全」「清潔」「管理しやすい」などのメリットを挙げていますが、生活スタイルによっては、ガス併用の方が光熱費を抑えられたり、使い勝手が良かったり(お料理など)します。オール電化を推すグループ、ガスを推すグループ(ガス会社など)双方の言い分を確認して、ご自身の生活スタイルに合わせて検討してみると良いと思います。
その上で、現状が電気ガス併用であれば、オール電化にリフォームする費用、変化に対するリスクなどを合わせてご検討ください。
オール電化へのリフォーム費用は、現在ガスを使用している範囲によって異なるので、分けて考えると分かりやすいかと思います。
代表的なものでは、ガスコンロをIHクッキングヒーターに変える場合、工事費で数万円(小さなIHクッキングヒーターであれば、工事は必要ない場合もあります)+本体価格、ガス給湯器を電気給湯器やエコキュートに変える場合は、工事費で10~20万円程度+本体価格が目安となります。