注文住宅の間取りで悩んでいます。子ども2人にそれぞれ子供部屋、夫婦の寝室、書斎、リビングダイニングの4LDKが理想ですが、土地が約15坪と狭くて窮屈にならないか不安です。
どのような間取りが適切でしょうか?
限られた面積の中で心地よく暮らせる住まいにするため、間取りはとても悩ましいですよね。
お子様がいらっしゃることから、永くお暮しになる前提で考えると、以下の点をご検討されてみてはいかがでしょうか。
・ライフスタイルやお子様の成長に伴う変化
ライフスタイルやお子様の成長に伴い、心地よい空間、適した間取りも変わります。
子供部屋は、大人になり独立されれば不要になるかもしれません。
書斎も、お仕事や趣味の変化により必要性は変わってくるでしょう。
それぞれを完全な個室にするのではなく、リビングや寝室の一部を書斎として活用しておき、お子様が独立したら子供部屋を書斎にする、広めの部屋を間仕切りなどで子供部屋と書斎に分けるなど、柔軟に対応できる間取りにしてもよいかもしれません。
・各部屋の機能性
室温や採光など、個々の部屋の機能性も考慮に入れておいたほうが良いでしょう。
完全個室にすると、それぞれ温度や明るさを調整できる一方、それぞれにエアコンや照明を設置することになります。
動線や採光(窓やドアの位置)にも工夫が必要です。
全館空調で家全体の温度管理を行うと、心地よい環境である一方、無駄も発生します。
土地15坪ですと、2階建てで延床面積30坪未満でしょうか。
であれば、全館空調、あるいはそれに近い形(大きな部屋を間仕切り等で分ける)のも良いかもしれません。
・収納性・動線
敷地の制約が厳しいほど、収納性・動線の重要度は高まります。
廊下やウォークインクローゼットなどは面積を圧迫しますので、各部屋をうまくつなげて廊下をなくす、床下収納やロフト、階段下などのデッドスペースを生かした収納をうまく活用することもご検討ください。
トイレや浴室、キッチンの配置も、暮らしをイメージしながら考えるとよいでしょう。
具体的な理想の間取りは個々のご家族によって異なり、正解は一つではありません。
悩ましいとは思いますが、ぜひ理想の住まいを楽しみながら考えてみてくださいね。
防音の拘らなければ、まずは大きく部屋を作り、子供の成長に応じて間仕切壁設置が良いかと思います。書斎は最後ですね!