戸建住宅を購入する予定です。夫婦2人と子ども3人(どちらも小学生)で暮らす適正な延床面積はどのくらいでしょうか。間取りは3LDKか4LDKで考えています。建売住宅だと30坪以下も多いですが、注文住宅だとどのくらいが多いでしょうか。
注文住宅の延床面積は、住宅金融支援機構が公表している「2023年度 フラット35利用者調査結果」によると、全国平均で119.5平米(約36.1坪)となっています。
※独立行政法人住宅金融支援機構:2023年度 フラット35利用者調査
https://www.jhf.go.jp/files/400370694.pdf
国土交通省の国土交通省『住生活基本計画における「水準」について』では、世帯人数4人の場合、一般形(郊外や都市部以外での戸建住宅居住を想定)で125平米としています。
※国土交通省:住生活基本計画における「水準」について
https://www.mlit.go.jp/common/001098415.pdf
ご夫婦とお子様3名、合計5名ですと、上記よりやや広めになる印象です。
私たちにご相談いただくお施主様も、同程度のご希望が多い印象です。
ただ、延床面積が広くなるほど、建築費用も増えていきます。近年は建築費が高騰しており、現実的には予算の関係でご希望よりもコンパクトな住宅となるケースが多いです。
収納や動線を工夫すれば、延床面積の数字以上に広く使える、感じる屋内空間も目指せますので、延床面積はある程度柔軟に考えても良いかと思います。
また、10年後、20年後を見据えると、お子様が大人になり独立すると、ご夫婦2人では広すぎることになるかもしれません。
、現在はもちろん将来の暮らしも見据えた間取り、お子様が独立後にリフォーム・リノベーションを行うことを想定して考えていくことも大切でしょう。
建築家・設計事務所との家づくりは完全自由設計のため、健さんご家族の暮らし方、将来像に合わせて家を考え形にしていくことができます。
よろしければ建築家との家づくりも選択肢の一つとして考えてみてください。