郊外の高台にある土地で注文住宅を検討しています。見晴らしがよくて気に入っているのですが、道路より敷地が2mほど高く、駐車場やアプローチが難しそうです。こうした高低差のある土地で、なるべく自然な動線と見栄えの良い外観を実現するには、どうすれば良いでしょうか?
高台の道路から高低差のある土地ですと、駐車場やアプローチ、外部から屋内への動線がなかなか悩ましいですよね。
駐車場については、道路に近い位置に、極力道路からの勾配を抑えて配置することを考えた方が良いでしょう。敷地の形状にもよりますが、地下、半地下のビルドインガレージにして上部を建物の一部にしたり、庭やテラスとして活用するケースもあります。
アプローチも敷地形状次第ですが、外階段のほか、道路に近い高さにガレージと同様に玄関を設け、屋内階段でリビングに上がるといった形もあります。
外観のバランスとしては、住宅の建物と外構を一緒に考えていくと良いでしょう。
高低差のある土地ですと、間取図や平面図に囚われすぎず、立体的に動線や採光、そして見た目・デザインも考えていくと、高低差を活かした暮らしやすく素敵な家を実現できるかと思います。
エリアやご希望、敷地条件、ご予算などに合わせ、傾斜地や崖地、高低差のある土地を得意とする建築家・設計事務所のご案内も可能ですので、よろしければお気軽にお問い合わせください。