都内で延床30坪前後の注文住宅を検討しています。リビング階段にすると家族の気配を感じやすいと聞きますが、冷暖房効率や音の問題は実際どうなのでしょうか?
リビング階段は、家族の気配を感じやすいという点では効果は高いです。帰宅や外出の動きが自然とリビングを通るので、声をかけやすく、特に子どもが小さい時期は安心感を感じやすいでしょう。
一方で、冷暖房効率については、対策しなければ悪くなります。上下階がつながる分、暖気は上に逃げやすく、冷気は下に溜まりやすくなります。ただ、最近は断熱性能や気密性能の高い住宅が増えてきており、家全体の温熱環境を整える方向で進めれば、体感的にはあまり気にならないでしょう。リビング階段そのものより、家全体の性能差の影響が大きい印象です。
音については、かなり「筒抜け」の状態になるかと思います。テレビの音や会話などリビングの音は2階に届きやすく、2階の生活音はリビングに降りてきやすくなります。これらは、階段の位置を端に寄せたり、踊り場をつくったりすると印象は変わります。
都心のコンパクトな家では、リビング階段は空間を広く見せる効果も大きいので、「家族の距離感を優先するか」「音や温熱の独立性を重視するか」を考えてみると良いでしょう。どちらが正解ということではなく、シオンさんやご家族の価値観、ライフスタイルに合わせてご検討ください。