ヒンプンのある家
(注文住宅・新築戸建)

岩田建築アトリエ

ヒンプンのある家

旧母屋から若夫婦のご家族の為の住まいへの建替え計画です。

母屋にあった2間続きの和室が法事等の機能を担う為、今回の住まいへ組み込む事が計画の前提とされました。

建物の西エリアに2間続きの和室、東エリアにLDK、中間のエリアには、水廻りやクローク・WIC・サンルームが位置し、東西間の程々の距離感を演出しています。

 また、敷地形状が旗竿というよりは金槌のような形状で、柄の部分がアプローチとなっています。

このアプローチから建物が直接的に見えるのを防ぐ為に、アイストップとなるようにコンクリートブロック積みの腰壁を設けています。この壁を沖縄の民家にある「ヒンプン」に似ているところから、ヒンプンのある家というネーミングをしています。

【玄関ポーチ】雨の日でも軽作業ができるように広々としています。

【和室南面】二間続きの和室への出入り口となる場所です。沓脱石は解体された母屋で使用されていたものです。

【玄関】右手は法事の際の和室への入口で、土間部はプライベートなシューズクロークへ続いています。

【キッチンから趣味室を見る】趣味室の木格子窓の奥に緑が見えるように視線の計画をしています。

【趣味室】南面のデッキからも直接出入りできるようになっており、自転車の搬入・メンテナンスも可能です。

【ライブラリ脇スリット窓】グラデーションのフィルムで、足元は見えなくても抜けを感じられるようにしています。

【和室】以前の8+8畳から6+6畳と小さくなっていますが、境の襖を全て引込みにし、開口幅を以前より広くして広さを感じられるようにしています。

【シューズクローク】家族動線は、このクロークを直進で抜けるような計画となっています。

【サンルーム】サンルーム内に洗濯機を設置します。

【WIC】サンルームに隣接し、乾燥した洗濯物はハンガーにかけたまま、ここに移動います。

ヒンプンのある家(注文住宅・新築戸建)の情報

作者
岩田建築アトリエ
所在地
概要
木造2階建て:在来工法
建築費用
工事費:3,000万円台
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