札幌市中央区、知事公館の東側に立つマンションの1室の改修設計です。自宅で書活動を行なう女性のためのおおらかで明るい空間を目指しました。
3LDKを1LDKへと変更。ナラ羽目板貼のコア(浴室や収納)を部屋の中心に配置し、回遊できるコンパクトな動線の間取りとしました。リビング兼アトリエは書活動を行なえるように、寝室は将来親御さんと同居もできるようにゆとりをもった広さを確保。パントリーやウォークインクローゼットなど収納量も適所にとっています。南北の通風や洗面コーナーからの景色を取込みつつ、温熱環境にも配慮した改修です。
玄関-リビング-キッチン-洗面-浴室-寝室と回遊できる間取り。書活動ができるように広いリビングとした。ナラ羽目板貼の壁がこの部屋のアクセントになっている。
アイランドキッチンから見たリビング。南側の横長窓による明るい空間。
キッチンから洗面台、浴室、寝室へと一直線で、コンパクトになった家事動線。