四方を住宅に囲まれた敷地に建つ、夫婦+子供1人(将来的には2人)のための住宅。
設計に際して、南に面した住宅により、南からの日もあまり望めないため、東庭の手法を取り東からと南(部分的に平屋とし、南からの日も入る)の日を取り込めるコの字型の中庭のプラ ンとした。延床面積は26坪だが、居間とデッキをフラットで繋ぐことにより、より広さを感じられるように設計した。厳しい敷地であっても、外部との関係を大切にしたプラン。
アプローチは、家のシンボルツリー(ヤマモミジ)と低い平屋部分の屋根が優しく迎えてくれるような設計としている。
シンボルツリーと中庭の木々(シマトネリコ・オリーブ)の四季の変化を楽しめ、デッキが家族の安らぎのある居心地の良い場所となることを期待している。
玄関から外観を見る
モミジ越しから玄関を見る
台所から居間・食堂を見る。中庭デッキテラスとフラットにつながる。
大開口の木製建具を開けると、中庭と居間・食堂、水廻りが回遊できる。
明るい水廻り。
中庭と繋がる気持ちの良い浴室。
食堂と中庭が気持ちよく繋がる。
建具を開放することにより、外と繋がり、より拡がりを感じられる。
隣家に囲まれている敷地でも、気にせず中庭での暮らしを楽しめる。
中庭からの夕景。