自然の中で贅沢な時間をすごせるよう薪ストーブを起点にデザインされた住宅です。
さらにテーブルには囲炉裏があり、外で食事を取れる幅広のバルコニーを設けました。
窓を開放して簡易の露天風呂になるように設計された大きな浴室は家族で一緒に入れます。そしてそこからは美しい山脈の景色を贅沢に満喫できます。
1階の石油ストーブは2階床下、2階、3階と温かさが家中を回るようにデザインされ、薪ストーブの熱気も建物全体を暖めてゆくように中心に配置されています。
夏は下部から上部に抜けてゆく風の通り道ができるように考えられています。
リビング、ダイニング、キッチンの大空間の中心に北欧製の薪ストーブを設けました、この住宅の中心となるべく照明と設置場所をデザインしています。
自然素材である木の無垢材を構造に使いながらも柱を廃した大空間を実現しました。 クレアシオン・アーキテクツは経験と技術で奇抜なデザインを求めず、生活の豊かさに求めます。
北欧製の薪ストーブを起点にキッチンをヨーロッパのスタイルを取り入れたデザインでまとめました。
掘りごたつの様に足を下ろせるテーブルに囲炉裏を併設、暖かく広いリビングで家族そろって囲炉裏の炭火で鍋をつついてください。
窓を開けると角の抜けた大開口部になります、山脈の絶景を味わえる簡易の露天風呂です。贅沢なそのロケーションに相応しく大きな浴槽で家族一緒に楽しんでいただけます。
スキップフロア最上階の和室は遊び心満載で子供が喜びます、リビングと障子で繋がり薪ストーブの温かみが届き、夏は風が抜けてゆきます。
特殊な木造構造のおかげで天井の高い大空間ではペンライト形式の照明デザインが温かみを増してくれます。 奇をてらう必要はありません。
寝室はシンプルでも機能的に必要な収納、必要なスペースを完全に満たした上で和モダンに纏めました。
土地もない状態で相談に乗ってもらい、土地探しも一緒にやっていただきました。
何度もお話をさせてもらってるうちに要望が膨らんでしまい、当初の1.5倍くらいの大きさになってしまいましたが、削る所を削り、残すべき所を残す、そんな感じで全ての要望を入れた上で予算の範囲内に抑えられました。
性急なスケジュールにもかかわらず間に合わせてくれて感謝しています。
今は薪ストーブのぜいたくな時間を満喫させてもらっています。