「看板」
高田屋は「美食を作る」「技術を極める」「伝統を守る」ことをこだわる旬の食材を提供する和食屋である。
今回は山下町にあるビルの地下テナントの立地であり、ファサードデザインの改装依頼であった。
そこで、私は地上に置かれていた看板そのものをファサードデザインにすることは出来ないかと考えた。
実際には、地下に降りる階段の手すりをすべてターポリンで覆い、そこに伝えたい言葉を印刷した。
そして、それらは暖簾状に巻き上げることが出来、その時期、その時間に伝えたいことを直感的に変えることが出来る様に設計した。
あたかも、それは「日めくりカレンダー」ファサードである。