100年以上経過した町家を大事に維持管理しているお施主様は、家いじりと庭いじりが大好きです。
今回は、買い戻した隣家を、囲炉裏サロン+サンルーム+孫の部屋+キッチンの改修に挑戦しました。河井寛次郎邸の囲炉裏に魅せられて、自宅の中に囲炉裏サロンを設けます。自在鉤はヤフーのオークションで落札しました。天蓋も設けます。鉄骨を使ったサンルームは屋根までガラスの温室です。ここで大好きなガーデニングを楽しみます。通り行く人にも楽しんでもらいます。
自然と触れる労働作業は元気の源です。いつまでも元気に活動できるようサロンの活用を考えています。
外観は、漆喰と木構造あらわしにワビスケを塗りました。
床はヒノキで、壁は中塗り仕上げです。
一部タタミを上げて、他は板間敷きとしました。
囲炉裏は、河井寛次郎記念館をモデルにしました。
出格子をギャリ―として使えるようにしました。
自在鉤は、古物商で手に入れました。 古いものが生き生きとしています。
古い家と今回改修した家との間に、 吹抜けを設置して天空光を取り込みました。
子供部屋は大壁仕様としました。
スチール製とガラスの温室で、様々に楽しめるよう自由度を高くしました。
天空光には、遮光のためのカーテンを取り付けています。