子供が巣立ち、夫婦二人の生活となった、分譲マンションの1室のリフォーム。
元の間取りは、分譲マンションによく見られる、「中途半端な広さのLDK」「とりあえず確保している使い勝手の良くない個室たち」「その個室んとりあえずついている収納」・・・・といった、「不特定多数向けの間取り」を「「その家族の生活に合わせた間取り」へ変更する検討を繰り返した。
まずは、一番無駄な廊下を可能な限り少なくし、同時に寝るためだけの寝室を最小限にすることによって滅びろとしたLDKを実現した。
LDKには壁一面を収納とし、その中には、ピアノ・収納家具・テーブル・本棚・・・等をすべて組込むことですっきりとした空間を創り上げた。