南側が大学のグラウンドと接する敷地。 日当たりの良さを生かしながらプライバシーを確保するため、壁に囲まれたテラスを設けた。 テラスとグラウンドとの隙間に樹木を植え、切り抜いたテラスの壁から樹木を望む。グラウンドはその樹木の背景となる計画だ。 玄関に入った瞬間に視線に飛び込む景色、リビングとの一体感、キッチンからの眺め、テラスは第2のリビング空間として存在し、 近隣周辺との距離を保つ大きな役割を果たす。
Photo by 繁田諭