都心の約21坪の敷地に計画した木造3階+RC地下1階の都市型住宅。
建蔽率と容積率を最大限に生かしながら、外部空間(タイルテラス)を建物に組み込む事で、室内に明るさと広がりを与えています。階段の位置や吹抜、水平に連続する出窓、仕上げや鏡の効果によって、変化とメリハリ有る空間を、地下から屋上までを使い切り計画しました。
海外で長く暮らしてこられたご家族が、お気に入りの家具や楽器とともに、ゆったりと寛ぎながら暮らして行ける住まいになっています。
外壁は窯業系サイディング(塗装品)仕上 2階には組み込まれたタイルテラスが、3階には長い出窓が見えます。 庇のかかるポーチの外壁と引き戸はガラスモザイクタイル仕上
ガラスモザイクタイルで仕上の引き戸を開けると玄関ホール 玄関の床は御影石貼りで、思い出の丸い開口やお気に入りの家具が迎えてくれる 下足入れの扉には鏡を貼って広がりを演出
ガラスブロックで採光をとった洗面室 鏡の効果で実態以上に明るく広く見える
寝室は二つに分けることが出来る 床はカーペット仕上げでクローゼットの引き戸の一部には鏡貼り
隣地との隙間に植えた緑(トクサ)が横長の窓から見える
床はタイル張り ダイニングの照明は思い出のシーリングライトを再利用
タイルテラスの一部は坪庭上部吹抜けで、1階浴室は坪庭に面している 階段との仕切りは合わせガラス板のルーバー 照明はお気に入りのシャンデリア
天井が高くトップライトから1日中光が入る 手前に手洗いコーナーがあり、正面にはお気に入りの絵を飾る
共有ホールには屋上への螺旋階段と洗面カウンター 横長窓は出窓にして広がりを生み出している
螺旋階段からの見下ろし