外装はガルバリウム鋼板一文字葺きとし、シンプルなイエガタの外観計画とした。
LDKの天井高は3.0m、天井木製梁現し升目部塗装仕上とすることで開放感のある内観とした。
リビング階段が吹抜けており、採光や通風を部屋全体に取り組む計画とした。
デッキテラスからは裏庭の借景を取り込むことができ、生活に自然が彩る計画とした。
ある程度のプライバシーは確保しつつも、家族が孤独を感じず楽しい時も苦しい時もいつも家族との繋がりを感じていけるような温かみのある住宅を設計したいと考えた。 1階はリビングを中心にワンルーム型の空間となっており、全ての諸室にはリビングを介してアクセスできるよう計画した。
間口約1.8mの開放的な造作洗面台とした。洗面脱衣室には集成材を用いた可動式の収納棚を多く計画し、オープンな収納スペースとすることで開放感のある計画とした。
大きな土間空間には玄関、シューズクローク、外部物置が一体的に計画されており、十分な収納スペースが確保されている。
仕事や学校帰りの帰宅時には、リビングから直接玄関を見渡すことができるため、みんながすぐに迎えてあげられる計画とした。キッチンの隣にはダイニングを隣接させることで、仕事帰りの旦那さんや学校帰りの子どもたちが遅めのご飯を食べながら家事をしている奥さんとコミュニケーションを取ることができる。
スタディスペースはキッチンと隣接させることで子どもに勉強を教えながら家事を行うことができたり、子どもに料理を手伝ってもらったりと様々なアクティビティが誘発される。
2階の寝室や子供室にはリビング階段を介して アクセスさせることで喧嘩や反抗期の際にもコミ ュニケーションを図ることができる。 玄関側には和室を隣接させ、来客時には和室での接客が行えるよう配慮した。日常時は子どもの遊び場となりジャンプしたりゴロゴロしたり遊具を置いて遊んだりできる。足が悪くなったり階段の昇降が困難となった場合は和室を寝室として利用が可能である。
開放感のある広々としたリビングを希望され、LDKの天井高は3.0m、天井仕上げを木製梁現しとした。升目状に塗装仕上とすることで床壁天井を白と木製を基調としたシンプルな空間構成とした。キッチンやカップボード等の備え付けの家具は、機能性やメンテナンス性に優れたTOTOのミッテを採用し、デザインはシンプルな内観に調和するよう白で統一した。家事動線が交錯しないようキッチンとカップボードの間隔は約1.2m程度確保し、旦那さんや子どもとの交流の場としても寄与している。
敷地南側には庭園が計画されており、借景としてバルコニーから住宅内部に取り込む計画とした。