建築家・山口隆史氏(-2013)の設計により、府内五番街として誕生(リニューアル)して20周年となる2014年、大分市府内五番街商店街振興組合事務所をメインストリートに面して、移転オープンさせることとなりました。
大分市府内五番街商店街のインフォメーションオフィスとしての機能とともに、 府内五番街を訪れる人々の休憩スペース、ミーティングスペースとしての機能、 加えて、各種イベントに使用する備品の保管の為の大きなバックヤードが求められました。
故・山口隆史先生の緩やかな曲線を描く府内五番街の通りのデザインへのオマージュとして、 建物内の間仕切り壁を曲線のラインとすることで、通りを歩く人々をやわらかく導き入れ、包み込むような空間を目指しました。 季節の移ろいを魅せてくれる府内五番街の街路樹のハナミズキを、 ミーティングテーブルからエントランスを通した正面に眺められるように設計しました。
オフィス内には、府内五番街から誕生した画家・北村直登氏の作品が 寄贈・展示されています。
ファサードデザイン
エントランス
ミーティングスペース/ギャラリ
ミーティングテーブル
ミーティングスペース / オフィススペース / 間仕切り壁
ハナミズキ/外観