事務所付きの二世帯住宅と言う、難しい設計でしたが満足のいく建物が出来ました。
1階の親世帯は車椅子対応のバリアフリーになっており、今まで生活していた住宅の動線ラインを踏襲することで、生活変化の負担軽減に配慮しています。
更に、子世帯とは階段を介して繋がることで程よい距離感を保ちつつ、水周りを一部共有する事でコミュニケーションやサポートの充実を図っています。
住宅入り口は一つでありながら、どのゾーンにも繋がっていることで、相手の気配は感じながらプライバシーは守られるように配慮されており、事務所とのプライバシーも保たれる計画がされています。
事務所は通りに面した利便性を確保しつつプライバシーを考慮し、閉鎖的になりがちな空間に開放性を持たせる工夫をしています。
広い玄関は親世帯と子世帯へバリアフリーで繋がりつつ、奥の廊下から直接共有の水周りエリアへ入れます。
車椅子にも対応した特殊畳で室内からデッキへとバリアフリーで繋がります
道路に面した事務所ながら、プライバシーと明るさを兼ね備えた事務所
外観は夜も雰囲気を持たせた照明計画です
明るい窓と一体感のあるLDKと子供用プレイルーム
キッチンの横には家事室を備えて使いやすい動線になっています