楽思居(らしい)の家Ⅱ ~終の棲家として~
(注文住宅・新築戸建)

吉田設計+アトリエ.アジュール

楽思居(らしい)の家Ⅱ ~終の棲家として~

この住宅は、ご主人が今年定年を迎えるのに合わせて計画されたセカンドライフのための住まいです。ご主人が単身赴任の生活が続いていたオーナー夫妻は、これから二人で過ごす時間が多くなります。
お二人とも、これまでとは違った日常を同じリビングに居ながら、お互いに気詰まり感なく一緒にくつろぐことができるよう計画しています。TVコーナーは和室と連続して、ご主人のお気に入りの居場所です。キッチンはダイニングと一体として配置し、奥様が主体の場所になります。又、キッチンから洗面-浴室-WC-階段下収納・食品庫そしてリビングへ回遊できるようなプランとなっています。ダイニングはワークスペースとしても使えるよう、南側に貼り出させて落ち着きを与えています。オープンでありながらも、それぞれの動線が自由であることを大切にしたプランです。 和室は客間として、書斎として、茶の間として、自由な使い方が可能です。 2階は成人したご子息用の寝室もコーナー分けで準備しています。主寝室には、 4帖分のウォークインクローゼット付。又、広めのベランダに直接出入りができます。 この先、ゆったりと、そしてさらに若々しく生活することを願い計画された住まいです。

リビング

リビング

多目的な和室と連動するリビング。

リビング ダイニング キッチン

リビング ダイニング キッチン

LDKを見る。 リビングの天井を折り上げとし、間接照明によってアクセントを与えています。 この明かりは塗装色の反射光によるグラデーションによって、夜のリビングに趣を加えます。 

ダイニングを見る

ダイニングを見る

キッチンから横並びにダイニングを配置しています。 このダイニングから、玄関方向の違った庭の景色が眺めれ、リビングと繋がりながら、落ち着いたダイニングコーナーとなるよう工夫されています。

ダイニングからリビングを見る

ダイニングからリビングを見る

ダイニングはキッチンの横になります。リビングから南にセリ出したスペースで、普段は奥さんが優先的にくつろぐ場所になります。 リビングからみる外の景色と違った角度から庭が見えます。

リビングから和室を見る

リビングから和室を見る

リビングと連続する和室。 ご主人の書斎、客間、寝室と多目的に使われます。建具を引き込み北側の障子付の窓を開けると、リビング、キッチン、ダイニング、東西南北、風が通り抜けます。

和室

和室

北側に高さを抑えた雪見障子としています。

和室(床の間・吊り押入れ)

和室(床の間・吊り押入れ)

和室には、半間の 床の間 と吊押入れがあります。 東からの明かりが和室に解放感を与えます。

リビング

リビング

リビングから玄関ホールをみる。

子ども室

子ども室

折り戸に依って2室に仕切られます。

外観

外観

楽思居(らしい)の家Ⅱ ~終の棲家として~(注文住宅・新築戸建)の情報

作者
吉田設計+アトリエ.アジュール
所在地
山形県
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