セカンドライフに備えて造られた平屋建ての住宅です。
この住まいには、当初より奥様が希望されていた大石田次年子窯の陶器風呂が据付られています。浴室の壁床と洗面化粧室の床はヨーロピアンタイルが貼られています。その他、手洗い器、笠立など同じ次年子窯で直接製作したものが備わっています。これからも次年子窯製の小物類がシリーズとして揃って行くことでしょう。
珪藻土塗りのリビングと聚楽塗りの和室の外に3つの部屋(寝室)があります。
キッチンはリビングと引き戸で仕切られるようにして、リビングと一体に使えるプランです。
ご家族や御身内の方々、またお友達との憩の場所として折々の住まい方に対応して行きます。リビングと連続する和室は、寝室としても利用されますが、陶器風呂と合わせて、小さな旅館に来たような雰囲気が味わえるコンセプトです。
緩やかな勾配天井にしています。間接照明は、オリジナル色の反射光です。昼も夜も室内を演出します。
キッチンは引き戸で仕切られます。給仕のし易さを残しながらリビングルームをすっきりと落ち着かせるプランです。左奥は主寝室・化粧室・浴室・洗濯室へ、右奥は納戸、洗面コーナー、トイレ、和室の寝室(キッチン付)。
リビング 南面 襖を引き込むと和室と繋がります。
数寄屋風の和室です。リビングと一体の使い方ができるよう、戸袋に襖が収納されます。 天井は造付け埋め込照明、壁は大壁納まりにして落ち着いた品の良い和室となるようデザインしています。床柱は北山杉です。
数寄屋風の和室です。床の間には横からに明取り窓をつけて上げ下げ障子としています。縦格子との趣が季節によって楽しめる床の間です。
浴室と同じタイル貼の床です。
次年子窯でつくられた陶器の浴槽を据えています。 湯口も合わせて造っています。ヨーロピアンタイルとのコラボです。
玄関ホールには。ニッチを設けて折々の飾り付けがなされます。左はリビング、右手には独立した寝室があります。
玄関ホールから入口方向を見る。 陶器製の笠立は、浴槽・洗面器と同じ次年子窯のオリジナルです。