六甲山麓での平屋住宅の新築計画です。
施主様は緑豊かな木々に囲まれ、自然の中でゆっくりと暮らしたいと希望されていました。
又、ご家族皆様がリビングで一緒に過ごす時間を大切にされていたため、LDKを広くゆったりとした空間にしました。
平屋建ての魅力を最大限引き出す屋根型の勾配天井と、足ざわりがやわらかく、あたたかみを感じる厚み30mmの杉板を使用しました。
外壁には優れた耐久性を持つ、杉板を焼いて表面を炭化させた焼杉を使用。
縁側は腐食しにくい防腐剤注入のデッキ材を使用したり、軒を出すことで、木製サッシの劣化を防げるよう配慮する等、これから長く暮らす家のメンテナンスのコスト削減や、手入れの簡易化にも配慮しています。
家族の笑い声が聞こえ、家庭菜園や木々を眺められるLDKと縁側がこの家の特等席です。