敷地は山の中腹に開発された住宅地で、西側の道路からひな壇状に東に下がる崖地です。
東には向かいの山の尾根が見え、敷地の東の端からは、盆地越しの富士山を遠望できます。
道路からのアプローチが2階となり、眺望を生かしたLDKを配置し、薪ストーブの炎と富士山の眺めを楽しめるようにしています。
リビングから降りる1階は、家族のためのプライベート空間で、ファミリールームを中心に、寝室が配置されています。
高気密高断熱化で、室温を安定させ、1階と2階の天井近くの空気をファンによって循環させることで、温度ムラを抑えた室内環境を作っています。