毎日触れて、目にするものを大切にしたいというSuzukiさんご夫婦。洋裁のアトリエのある自然素材の家を建てたいと望まれました。五感に響く心地よい空間で暮らして頂けるようにと、気持ちの良い自然素材を用いて、窓から雑木の庭や借景の緑を取り込みました。そこに大切に選んだ暮らしの道具が調和して、巣のような温もりのある居心地の良さのある家になりました。
仕事から帰って、我が家を見るとホッとします。枕木アプローチを通って玄関まで来ると安心感に包まれ、いつも両手を広げて待っていてくれるそんな温もりのある家だなぁと感じます。家が完成してからもキッチンに無垢板を貼ったり、バルコニーにパーゴラをつくったりと、暮らしながら思いついたアイデアを追加工事で形にして頂き、ますます居心地の良い家に進化中です。私たちにとっての家は、家という名の暮らしの道具。自分たちと一緒に変化し味が出て馴染み、暮らしにフィットする家での暮らしを満喫しています。