「ほっとする、シンプル、ナチュラル、スタイリッシュ、家族の成長と変化」を家づくりのテーマとした、30代のご夫婦とお子様の住まいです。南に広がる大きな庭との一体感を大切にしながら、人が集まり、家族ともに成長し変化していけるこの住まいでは、リビングの吹抜の周りをぐるっと回遊する「くるり」が、大きな特徴になっています。キッチンの近くに水廻りを配置し、洗濯→物干し→たたむ→仕舞うの一連の作業が効率よくできるように計画しています。
雨や光を遮る役目を持たせた凹みのある四角い外観。白い外壁に木製サッシが嵌り、ウッドデッキが芝生の庭とLDKを繋ぐ。
木製玄関ドアはレッドシダー(米杉)の横板張り。
庭側には大きな開口(木製サッシ)を設け冬の光を取込んでいる。夏の光は屋根やベランダで遮る断面となっている。リビングの吹抜を通して空が見える。
吹抜のリビングからダイニングキッチン側を見る 木製サッシ(キマド)の大開口で庭に面したウッドデッキに繋がる。
リビングの一画にデスクと本棚を造作したワークスペース 床は無垢フローリングの味わいが感じられる、オークの厚突き合板フローリング(床暖房対応品)。
キッチンからリビング側を見る。 右奥に和室が見え、外のウッッデッキには屋根がかかる。
リビングの吹抜の廻りを2階で回遊できるようになっている。
[左]洗面室からサンルームへ引き戸でつながっている。 [右]雨や土ぼこりを気にせずに室内干しができるサンルーム。
天井までの本棚(長さ5.7m)とデスクを造付け。デスク前の建具を開け放つとリビングの吹抜を通して視界が広がる。
2階を回遊する動線「くるり」が東側のバルコニーから南側のベランダへとつづく。デッキ材は1階のデッキテラスと同じVerda deckヴェルダデッキ。