木造戸建住宅のリノベーション計画。仕事や家事が忙しい中、家族が集う朝食時と休日を豊かにしたい、子供とのコミュニケーションをしっかりとりたい、料理が好きなのでキッチンを充実させたいという要望を頂いた。 今後も仕事が忙しいのは変わらないため、家族それぞれが接触する「時間」と「位置」を抽出して、そこで過ごす時間の豊かさをデザインすることが重要だと考えた。
・「朝食の時間」→朝の身支度で忙しい→キッチンで全て完結させる
・「休日」→「LDK」の開放感・庭で遊ぶ→距離感を保ちながら楽しむ
具体的なゾーニングは
「キッチン」→「キッチン・ダイニング」
「ダイニング」→「ダイニング・リビング」
「リビング」→「リビング」
「庭にも居場所」をつくる
これにより多くの「居場所=position」をつくることで家族同士のコミュニケーションの活性化を図った。日々の暮らしの中で大切にしたい「時間」と「人と人との関係性」朝の時間をもっと豊かに子供との時間をポジティブなものに程よい距離感を保つからこその親密感.
年を重ねても自分のポジションがある.
ポジションがあるからこそ集まる.
ポジションがあるからこそ没頭できる.
没頭できるから「好き」を見つけ、実行できる.
様々な好奇心を満たすための「position」を設計した。