緑あふれるアトリエのある家
（注文住宅・新築戸建）

お二人ともデザインのお仕事をされている建て主の方のアトリエ併用住宅。都内の住宅街にありながら、豊かな緑の林が南側隣地に広がっています。
１階には、イギリスの陶芸家ルーシー・リーのアトリエのようなモダンな雰囲気の陶芸アトリエを配置。その外には趣味のガーデニングが楽しめる、フランス田舎風の庭が広がります。
生活の場となる２階には、北側に寝室と水廻り、南側にLDKを配置。中央に設けた吹抜に、行き止まりのない回遊動線を巡らせることで、生活の場とアトリエとの結びつきを強めています。LDKの外には緑に向かってデッキテラスが張り出し、アトリエ前の庭と螺旋階段で繋がっています。［photo：H.Hirai］

北側外観

外壁はガルバリウムサイディング。２階のボリュームが屋根となったポーチ部分は、玄関扉と同材の板貼りに着色保護塗料仕上げ［photo：H.Hirai］

エントランスホール

玄関扉を開けると、柔らかな透過光のガラスの飾り棚が正面に見える。床は玄関の土足〜上履き〜アトリエまで同じタイル貼。左には下足収納。［photo：H.Hirai］

ホールからアトリエを見る

エントランスホールから南の庭に面した陶芸アトリエを見る。［photo：H.Hirai］

アトリエのデスク側を見る

アトリエ内の造付家具はロシアンバーチ積層合板クリア塗装仕上。右手が玄関。［photo：H.Hirai］

タイルテラスと庭

タイルテラスから板塀で囲まれたフランス田舎風の庭を見る。奥に、２階の生活の場との行き来に使う螺旋階段がある。［photo：Archiplace］

２階階段

階段を上がると２階の生活の場。吹抜の周りにはガラスがはまり、左のLDK側はショーケースのような飾り棚になっている。［photo：H.Hirai］

LDKの北側を見る

中央のフロストガラスの飾り棚が吹抜に面している。右の通路が寝室に、左が水廻りに繋がっている。［photo：H.Hirai］

キッチンからリビング側を見る

LとDKの間で天井の形を変え、それぞれの場に性格づけをしている。デスク部分は奥様の仕事スペース。［photo：H.Hirai］

リビングからダイニングキッチン側を見る

ダイニングキッチン側の天井は山形に傾斜している。ダイニングテーブルはオリジナルで制作した折りたたみ式。［photo：H.Hirai］

吹抜の周りの回遊動線

生活の場の中央に設けた吹抜の周りに回遊動線を巡らせている。ガラスの仕切りによる透明感のある吹抜は、広がりと１階のアトリエとの繋がりを生み出している。［photo：H.Hirai］