施主のNさんは、この家の近くにある神社の宮司さん。現在ある敷地に先祖代々住み続けて約800年になるそうです。家の建っている場所は周囲より少し小高くなっていて、時より気持ちのいい風が吹き抜けます。先人がいい場所を探してここに場所を決めたのだろうと、自然に納得してしまいます。現在の家は、先代のお父さんが35年前に建てた日本家屋。今は住む人はいない状態でしたが、社務所のような役割で使われていました。今回はその住宅を現代の家族の暮らしにあった住宅に大規模リノベーション(改修)する計画です。