区画割された住宅地の建つ建物ですが、敷地が東側の並びと西側の並びの中間にあり、敷地の形がくさび形になっています。
その為、正面からは四角い建物のようですが、台形の外形に収まった間取りとなっています。
外壁と屋根にガルバリウム鋼板を使用し、緩やかな片流れ屋根でシンプルに構成されています。
「青色が好きなんです。」
設計がほとんど終わりかけた頃に、クライアントから初めて言われた言葉です。
そこから方向性が落ち着いて、様々な青色をちりばめた住宅となりました。
【建物外観】BLUE SKY と BLUE HOUSE
【塀詳細】フレキシブルボードを使用した塀。フラットな仕上がりの中に素材感を感じられます。
【玄関扉】木製の玄関扉。下部は水の吸い込みもあるので、ステンレスによるハカマを回しています。
【LDK】構造梁を濃色で着色し、梁と梁の間を差し色として青色にしています。
【LDK手洗】家族が帰った時と来客用も兼ねた手洗いがLDKの入り口付近に配置しました。
【玄関内部】扉の脇にスリットを設け、プライバシーを確保しながら明るさによる開放感も僅かですが感じられます。
【階段】視界の抜けがある階段
【手洗い背面】青色を基調としたタイルを貼っています。
【LD】リビングとダイニングの境界としてAVデッキ等を納める造作家具を設けています。
【パントリー】棚以外を青色のクロスでアクセントを入れています。