築40年の木造2階建て住宅の改修。
敷地は鎌倉山の北斜面の造成地で、夫婦池の緑地に面した閑静な場所にある。築40年の分譲地は住民の世代交代が進みつつあり、新しいファミリーが住み始めている。
1階は台所・食堂を中心として南西に突き出た居間、東に和室、北西に水回りがあり、2階には4つの個室と納戸を配置している。
今回の改修では和室のバリアフリー化と近接する洗面トイレの設置、分かれていた台所と食堂の1室化、浴室、洗面、トイレなど水回りと内装仕上げを一新した。
和室は8畳間と縁側、床の間を含め12畳ほどの広がりを持たせ、付随する納戸にトイレと洗面を付け、バリアフリーの寝室とした。
台所と食堂を仕切っていた壁と戸を取り払い、14畳の広さのオープンキッチンの食堂とし、床は床暖房を仕込んだタイル貼りとした。食堂と11畳の居間とは引き込み戸で対角線上に斜めに繋がっている。キッチンは壁面出窓側のレンジカウンターとアイランドのシンクカウンターに分けてレイアウトした。
出窓付き3畳の浴室はハーフユニットに、タイル貼りと間接照明で浮かび上がる米杉の板壁とした。洗面室は間接照明を仕込んだ大きな鏡と棚とチーク材のカウンターに陶器の洗面器を取り付け、モザイクタイルをアクセントとして色付けした。
今後も改修改築をしつつ住み続けていくことになる。
食堂と11畳の居間とは引き込み戸で対角線上に斜めに繋がっている。
和室は8畳間と縁側、床の間を含め12畳ほどの広がりを持たせ、付随する納戸にトイレと洗面を付け、バリアフリーの寝室とした。
出窓付き3畳の浴室はハーフユニットに、タイル貼りと間接照明で浮かび上がる米杉の板壁とした。
南側外観ファサード