VERTICAL HOUSE(縦格子の家)
(注文住宅・新築戸建)

岡本光利一級建築士事務所

VERTICAL HOUSE(縦格子の家)

日本の住まいの程よい仕切りに縦格子というアイテムがあります。

あるときは近隣からのプライバシーの確保のため、直射日光を遮り程よい光を内部に取込んだり、ち

ょっとした空間に圧迫感のないよう仕切りに利用したり、様々な場面で縦格子というアイテムは日本

の建物、住まいに程よい距離感、仕切り、緩衝剤として生活に必要なアイテムです。


そんな日本人がなじんできた縦格子というものをコンセプトに程よいとか、つながっていながら仕切

られている。といった意味合いをもとに設計した程よい距離感を保つ二世帯住宅です。

和の要素と洋の要素を程よくミックスさせた和モダンな住まいです。


素材でいうと木造の良さ、コンクリートの重厚さ、金属のシャープさなど、互いの個性を程よく引出

し相乗効果を生む空間で構成されています。木造でありながらコンクリート造に見える重厚で高級感

ある住宅です。


中庭空間、ルーフバルコニーが光と風を運びプライバシーを確保しながら外部空間と内部空間が程よ

くつなげてくれます。


上階と下階に各世帯のプライバシーを程よく確保しながら、お互い気兼ねなく程よくつながる二世帯

住宅です。

建物の外観は縦格子をモチーフとしたアルミルーバー、樹脂ルーバー、スリットの各素材のデザイン

がミックスした和洋共に感じる装いとしている。


建物外観デザインをはじめ、内外部、様々な仕上げのディテールを縦格子のデザインを取り入れお

り、本来、日本人が持つ美意識を高める空間としています。

お施主様のご希望・お悩み・課題

敷地80坪の敷地に玄関別の二世帯住宅を希望。車5~6台のビルトインガレージ

和洋共になじむ開放的な住まいをご希望。それぞれの世帯のプライバシーが確保され程よくつながる住

まいをご希望。

ご希望・お悩み・課題への提案

1階に親世帯、2階に子世帯とそれぞれ玄関別とし小さな中庭、坪庭が程よく上下階の気配を感じと

れる空間で構成しています。


建物外観、内部空間等に積極的に縦格子デザインを取り入れ、光や影、風、内外部空間の視線等を程

よくつなげ心地よい空間を醸し出す住まいとなっています。


車5~6台のビルトインガレージを確保し、それぞれの世帯へ雨に濡れずに出入りすることができる

構造、間取りとなっています。

VERTICAL HOUSE(縦格子の家)(注文住宅・新築戸建)の情報

作者
岡本光利一級建築士事務所
所在地
岡山県
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