柴田家家臣として代官を務め、維新後は代々医業により地域に貢献してきた旧家の全面改修。
文政建立の文化的・技術的価値を保存するにとどまらず、新たな人の流れ・価値観・意匠性を創出すべく、医療交流・イタリアンレストランの機能を取り込むプロジェクト。
長らく増築を重ね放置された建物を、古文書の解析し原形までの減築を行い、創建当時の
建物形状をとりもどし、内部空間構成と素材意匠は新たな要素を組み込むことで、
新たな価値を生み出しています。
母屋は医療交流・イタリアンレストラン、蔵はパティシエ工房と地域歴史資料館として、
地域へも開かれた施設として生まれ変わりました。
・総務省「ローカル10,000プロジェクト」モデル事業
・文化庁 登録有形文化財（建物） 指定
・歴史的風致形成建築物 指定
・｢DESIGN AWARD 2019 by Nagoya Mosaic-tile｣入賞
