コンブチャ専門店の移転計画において、オーナーより今までの店舗販売だけでなく製造卸業として醸造所の役割を持たせた店舗を希望された。コンブチャの良さを丁寧に伝えていきたいというオーナーの希望に合わせて、醸造機を顧客の見える位置に置き、スタンディングでコンブチャを提供しながら材料および製造方法まで伝えることができる空間とした。醸造機前の空間は多灯吊り照明とブラック色の床、壁、天井により小宇宙を表現し、様々な種類のコンブチャを飲んだ時の新たな発見と感動を非日常空間により増幅させる計画としている。また地層のような壁をくり抜いたようにカウンターを造り、そこにアラベスク模様を付加させることで古代文明の洞窟のような印象を与え、来店時のインパクトを演出している。
コンブチャ専門店の移転計画において、オーナーより今までの店舗販売だけでなく製造卸業として醸造所の役割を持たせた店舗を希望された。