計画敷地の南側に親世帯がお住まいの平屋住宅が建っている子世帯住宅になります。
親世帯と子世帯との物理的関係において、どのように程よい距離感をつくり出すかが最も重要な要素の一つでありました。
そこで、子世帯建物の位置を敷地の北側道路側へ最大限寄せる計画としました。北側道路側へ寄せるため、通行人などからプライバシーを確保できるように間取り、窓位置などの検討を繰り返し進めて行きました。
建物位置を北側道路側に最大限寄せる事で、親世帯と子世帯建物の中間にボリュームある中庭スペースを確保できました。今後この中間領域から様々なシーンが生まれるのも楽しみの一つです。