単なる通路ではない魅力ある外部空間として「人が歩く部分」からデザインした『路地空間』は、建物を分けながらそれぞれ視線を相互に意識し合う関係性を生み出し魅力を増して行く!
現在の都市は車中心に作られ、時代と共に交通はスピードを増し、街は魅力を失って行った。しかし、実際には人の移動速度が遅いほど、街は魅力を増して行く。これからの街は車中心ではなく『ひと中心』のインフラが重要だと考える。
駅からの人の流れは高架橋下に既存の階段があるが、利用するにはあまりにも急勾配で不便。あえて施設内に別のアプローチ(階段)を作り人の流れを施設内に導き入れた。