アメリカ駐在で、日本的な「もの」や「こと」が自分たちに合うと再認識された施主さま。ご希望に添えるよう、入念なお打ち合わせの上で家づくりを進めました。
延床面積は35坪以下ですが、床に高低差をつけて視線をずらす、回遊式導線と吹き抜け、壁と天井の素材を統一、幅広(17cm)のフローリングを使用。それらの効果で、面積以上に広がりのある空間となりました。
外壁は白い左官壁。屋根は和瓦屋根。日本的でシンプルな外観に仕上がりに。ウッドデッキが印象的です。 施主さまの希望で、カーポートは敷地の奥側に。人目を気にせず車の整備を行えます。
キッチンからは1階の全てを見渡せます。吹き抜けのため2階の気配も伝わり、まさに家の中心的場所。
畳のリビングは、ダイニングより40cm高い位置に。40cm上がった床下は、収納スペースとなっています。奥行き1.8mでかなりの容量。
座ったり、寝そべったり。リラックスして過ごせる畳のリビング。アクリルワーロン障子戸も、日本的で落ち着く空間の構築に一役買っています。
寝室も畳。家具を置く部分はフローリングにしています。ここも、窓の内側をアクリルワーロン障子戸で和の雰囲気を演出。
廊下、リビング、和室をぐるぐる回れます。
大容量の収納を用意。郵便物もこの収納に入るように造っているので、外に取りに出る必要はありません。
2階の子ども部屋。お子さまが大きくなったら、間仕切り壁を造って2部屋にする予定です。
外観でも白い外壁にマッチして印象的なウッドデッキ。日向ぼっこも気持ちよさそうです。