家族が同じ場所に帰ってくる安心感を得られる二世帯住宅
前面道路に面して駐車スペースを多く設けた外観。地面だけでなく屋上庭園の植栽も見え地域に調和した外観になっています。
前面道路からの夜景です。夜でも迷うことのない様ライトアップされています。
門扉と玄関の間の植栽は、屋根に外部吹抜けを設ける事により雨や日光が入ります。
二つの世帯を優しく繋ぐ中庭には、どちらのリビングルームからも見ることのできる植栽があります。緑の向こう側に互いの家族の気配を感じる事ができます。
玄関ホールには来客用の椅子とテーブルの他にピアノを置くスペースを設けました。
正面には南庭が見え、右手には中庭が見えます。また、天井を木張りにし、建具も木を意識したものにすることで、木に囲まれてくつろぐ感覚になることができます。
三面を壁に囲まれたダイニングも、吹抜けの上部に大きな開口を設ける事で散乱光により十分な明るさを確保しています。
調理中は食材などで散らかりがちなカウンターの上も、壁や手元の立ち上がりがある事により来客からは見えない様になっています。裏手のパントリーがあり、横に長く、シンクが2箇所にあるので、大人数での作業もしやすい仕様です。
全体的に、木目を中心に色の濃淡をつけて茶系統でまとめられています。その中に所々ブラックをアクセントカラーとして入れる事により全体が引き締まった印象になっています。
和室の雪見障子からは、屋上庭園の植栽を見る事ができます。