「廊下」をただの動線とするのではなく、少しだけスケールを大きくすることで「ギャラリー」という居場所になる。
自分自身にも来訪者にも楽しんでもらうためのパーソナルを表現した空間。
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「ギャラリー」=「画廊」=「歩廊」
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▾詳細はHPのworksをご覧ください。
https://www.cdw88.co.jp/work/detail0080.html
インテリアが好きなクライアントが今後コレクションとして照明やインテリアアイテムを収集しながら楽しむ暮らしがしたいと要望された。また家の中の温熱環境をこだわりたいということで、パッシブハウスを要望された。
閑静な住宅街でのパッシブハウスの新築計画。
コレクションを楽しむ暮らしを考えた時に飾れるスペースを一部屋として造るのではなく、日々の動線にギャラリーをつくることで、必ずコレクションを見ながら各部屋にアクセスすることを計画した。
玄関に入るとギャラリーを抜けて南側の庭まで視線が通る。
LDKは勾配天井にて2階と繋げ、空間の広がりを持たせた。
キッチンは料理をする場所という位置付けだけではなく、趣味を楽しむスペースとして構成した。
寝室はモールディングにより落ち着いた雰囲気を醸し出した。 洗面は東側からの自然光を取り入れた計画とした。
ギャラリーや2階のフリースペースにはこだわりの照明やデザイナーズ家具を配置。今後、気に入ったものだけを少しずつ住みながら集めていきながらプロダクトだけでなく記憶をストックする空間計画としている。