創業の地であり、施主が創業初期に建てた思い入れのある本社ビル。
オフィス内装は、フリーハンドで描いた自由曲線のワークカウンターがオフィススペースをとり囲み、柔らかく居場所をつくりっています。自由曲線のワークカウンターは人の向きが多様な方向・角度に向く事で人と人の距離感をつかず離れずの自由な距離感にし、心理的安全性をもたらし、快適な働く場づくりをしています。
内装素材は、露出させたビンテージのコンクリート・木片が特徴的なOSB合板・白い木毛が美しい木毛セメント版など、素材感を持った材料で構成しています。異なる素材ですが、いずれも細かい模様を持っている為、材料が違っていても統一感のある素材づかいになっています。リノベーションゆえの古材であるビンテージ・コンクリートと、本来隠れてしまう下地で使うOSB合板・木毛セメント版を仕上材として使うという発想転換をした組み合わせをしています。古材(ビンテージコンクリート)と発想転換した素材の組み合わせは、これまでの事業を継続しつつ、発想を転換しながら新しい事業を起こし切り開いていく施主企業の姿を表しています。
外装は施主の思い入れを残しながら、企業イメージを更新する為、外壁自体は修繕のみに留め黒色の部材を差し色として設置する事で手数少なく場を引き締め、トーン&マナーを変えるリデザインを行いました。ブラック色の格子のルーバー設置、バルコニー手摺もブラック色のルーバー状に入れ替えています。横の格子(ルーバー)が現代的なイメージに繋がっています。
創業初期に建設した事務所ビルの、リデザイン・リノベーションです。経年による大規模修繕に併せて、リノベーションをする事で、現代的なスタッフが働きたくなる環境づくりと、働く場のイメージの刷新をしたいとの依頼でした。外装も、リニューアル・リデザインし、事業を推進していくきっかけにしたいとの事でした。市松天井のラボと同じ施主からの依頼です。
フリーハンドで描いた自由曲線のワークカウンターが、オフィススペースをとり囲み、柔らかく居場所をつくりっています。天井のOSB合板・壁のビンテージコンクリート・曲線のタモ材のカウンター・木毛セメント版と素材感のある材料で構成しています。
間接照明がスペースに抜け感をつくります。
横格子のルーバーを新たに設置する事で、創業時の本社の質感を残しつつ、現代的な印象に生まれ変わりました。
窓廻りに格子をつくると、ただただサッシがあるだけでなく、窓に存在感が出てきます。
自由にお茶タイムを楽しむ、カフェコーナー。
自由曲線のワークカウンターは人の向きが多様な方向・角度に向く事で人と人の距離感をつかず離れずの自由な距離感にし、心理的安全性をもたらし、快適な働く場づくりをしています。
自由曲線のワークカウンターは人の向きが多様な方向・角度に向く事で人と人の距離感をつかず離れずの自由な距離感にし、心理的安全性をもたらし、快適な働く場づくりをしています。
間接照明がスペースに抜け感をつくります。
木毛セメント版という下地材を、そのまま仕上に使うという発想に驚きました。どの企業も人材確保に苦心している中、訴求力のある働く場としてスタイリッシュなオフィスになりました。