子どもが独立し、老後を迎えようとする夫婦のための住宅。これからは、主に夫婦二人での生活となるため、プライバシーを互いに気にする必要が無く、広さを感じることのできる開放的な設えが求められました。 一体的な連続空間となっているため、風は南北に通りやすく、空調を必要としない期間を長く設定することの出来る住宅です。
視線をコントロールしながら壁を配置し、緩やかに分節された一体空間が実現されています。