購入した古い区分マンションをリノベーションしてバリューアップさせたいとのご依頼を頂きました。
プランニングから当社インテリアコーディネーターが担当。間取りや細部のデザイン性にまでこだわった仕上がりとなりました。
今回のリノベーションの目玉であるLDKには、間取りの大幅な変更を加えつつ、デザイン性を高める工夫を施しました。 まずはキッチンですが、リフォーム前は壁付けキッチンだったものが、位置と向きを変えて新品のキッチンを設置することにより、リフォーム後は人気のカウンターキッチンに変わりました。家族と会話をしながら料理を行うこともできますね。
キッチン真上の梁の部分には、オシャレな照明を設置。この照明があるだけでも、部屋全体のデザイン性がグッと高まります。 また、キッチン背面の壁紙にはデザイン性の高いものを採用。LDK全体のアクセントになっています。
LDKの壁と天井と床は全面的に張り替え。採光が抜群なため、洋室の扉を開けっ放しにすると、室内にいたるところから太陽の光が差し込み、壁と天井と床の白色がよく映えます。 さらに、キッチンの背面奥へ向かうと、新たに設けられたワークスペースが見えます。
今回のリノベーションのもう一つの目玉は、キッチン背面奥に新たに設けられたワークスペースです。LDKとワークスペースの間に間仕切りはなく、一体的に利用できるようになっています。 近年、テレワークの普及などにより、このようなワークスペースを自宅に設ける方が増えてきており、時代のニーズに合った間取りに生まれ変わりました。このワークスペースはテレワークに限らず、家事や趣味を行うためのスペースとしても活用できます。 また、LDKからワークスペースを見ると、キッチン背面の壁紙とワークスペースのグレーの壁紙との対比がとても印象的です。
3室ある洋室はすべて内装を一新。どの部屋も白を基調とした内装で明るい雰囲気に仕上がっています。 主張しすぎないアクセントクロスも部屋の雰囲気によくマッチしていますね。
各洋室にある収納を開けると、オシャレなデザインの壁紙が目に入ってきます。しかも、それぞれ違うデザインの壁紙を採用するという徹底したこだわり。まさに魅せる収納です。 収納の壁紙にいたる細かいところにまで、デザイン性を高める工夫が施されているのです。
トイレの一面にもオシャレなデザインの壁紙を採用。このようなトイレの壁紙は高級マンションで採用されることが多いものだそうです。トイレを使うときも少しリッチな気分になれそうですね。