築40年の一般的な集合住宅の改修工事です。1980 年代に建てられた団地の一般的な3DK の間取りでした。間仕切り壁が多く、水廻りや北側に光が届きにくいため暗い印象でした。また最小限のスペースしかなかった水廻りを拡張するため浴室を北側の窓際へ移動しました。この部屋の最大の特徴だった北側から南側の庭までの抜け感を活かし各居室が連なりながら、室内のどこにいても庭の緑を楽しめる間取りへと変化させました。そうすることで部屋全体に光と風を届けることができ、ジメジメしがちなマンションの1階中部屋のデメリットをメリットへと変換しました。